現在の投資環境を考察してみた1

経済知識

こんにちは。トレーダーのYUです!昨日とうとうドル円レートが161.200を超えてきました!

長い相場感で見てもかなり円安が進行しています。

では現在のトレードの見解について独断と偏見、体験談を交えて記事にしていきます!よろしくお願いします。

Ⅰ 現在のレートについて考察

ドル円レートは現在161.200オーバーで、過去比較すると1990年代に160をオーバーしています。バブル崩壊前の日本の経済成長もあり「円」がかなり高い状態でした。

このころは日本の通貨がドルに対して強く、安定通貨としても人気がありました。

対してドルは1960年代のベトナム戦争以降、ドルは下落していきました。71年のニクソンショックから(金本位制の停止)以降国策の絡みもあり、ここからドルの下降が始まりましたが、これは円高になったというより「ドル」が以上に下落した感じです。

その後ドル円81から140オーバーまで伸びます。

2008年の9月に有名なリーマンブラザーズの破綻(リーマンショック)以降2012年までにドル円レート75前後まで下落しました。

その後は記憶に新しいコロナショック以降今度はドル円レートは急上昇して、現在に至ります。

昔と比べると為替取引も、中央銀行、ヘッジファンド、各保険会社、証券、個人による

「投機的な取引」が増加して、レートのバランスが崩れやすくなった印象があります。

Ⅱ インフレ状態なのに通貨安の日本

現在、物価の上昇=インフレ状態であるといえますが、なぜか企業の業績は厳しくなりつつあります。

原因の一つに「金利差による円売りの加速」があります。

最近「マイナス金利が解除」されてようやく金利が上がりましたが、実情はほぼ0に近い利上げです。

それに比べて他の先進国は金利が約20倍くらいあります。確かにこれでは「円」を買う人は少なくなります。そして円の売りが進行していくことで、また物価が上がり、経済が鈍化していく。この景気で子供を持つ人が増えない。消費も増えず、企業利益を圧迫….

このようにただのインフレではなく(スタグフレーション)というものになります。

こんな状態で円高になることはありません。

Ⅲ なぜ「金利をあげないのか?」

ここからは完全に独断と偏見ですが、金利を上げないことで「得」をしているところがあります。

それは「輸出によって収益を得ている」ところです。

輸出企業は、海外の通貨で売買取引をしています。海外の工場で生産をして、そのまま海外のマーケットで利益を得る→そして得た「大量の他国通貨」を決算や、利益確定のタイミングで「円」に両替すれば、「他国通貨に対して円安」なので「大量に円が稼げます」。

アベノミクス以降大企業に有利な政策を行い、経済を盛り上げるはずの政策が、今や完全に円安の原因の一つになっていると思われます。

つまり円安になると困る力を持つ方々がたくさんいるわけです。

金利差、日本の経済状況、両替の仕組み、投機家など様々な要素が「円安」を加速させていきます。

Ⅳ これからどうなるか?予想!

ここからレートの予想をしてみると、現在の日経平均も「海外の投資家」が先行して日本株を買っているため、NISAや、投信を運用するファンド、機関投資家による「投機」が要因で吊り上がっているだけで、景気が上向きになっている感じはしません。

お金持ちがさらに富み、それ以外はジリ貧の消耗戦です。

銀行系、不動産系に影響が出るとしても「金利」を上げなければいけませんが、いろいろ難しい問題もあるのでそうはならないでしょう。

為替レートもしばらくは「円安」が続くと思います。しかし日経平均に上がる東証などの株価は上昇していくと思います。しかし今は円安によって海外の投資家に買いたたかれている状況です。いつトレンドが下落していくかは誰にも分かりません。

円チャート、日経平均、債券とトレンドはしっかり追いつつ自分なりの仮説を立ててトレードしていくしかないですね。

中央銀行による為替レートの介入にも注目ですね!161レート付近なので僕もビクビクしながらトレードしています。

メタバース、NFT、仮想通貨など「ブロックチェーン」を利用した最新の投資商品がドンドン来てます。これらも「儲ける」チャンスになり得るので僕も勉強していきたいと思います!

今回はこんな感じです。主観の話になって申し訳ないです!ただ個人的な予想も意見を交わすには大事だと思いますのでこれからもちょこちょこ発信していきます!

ありがとうございました!


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