お疲れ様です。トレーダーのYUです。
トレードをしていて誰もが１回はやられる「ダマシ」チャートについて解説します。
テクニカル的にここだ！！と思い買ったら下がる・・・
ここだ！！と思って売ったら上がる・・・・
こんな経験ありませんか？？
これを「ダマシ」といってトレーダーを苦しめるテクニカルの罠です！！
なぜこのダマシがおきるのか？どういう理屈で動いているのか？解説します！
Ⅰ 「ダマシ」とは？！
時間足 ドル円レート
黄色丸の所
レジスタンスラインを陽線で突破したあと、上ヒゲをつけて下落しています。
一般的な初心者向けの証券サイトのテクニカル解説だと「買いサイン」と言われますが、この場合
エントリーしていると、陰線をつけ３回の下落に巻き込まれています。レジスタンスを突破したのに
何故下がるんだ！！損切ラインに触れ泣く泣く損切！！
こんなことあると思います！
所謂ダマシになるのですが、解説します！！
他の大口、機関投資家の「利確」「売りエントリー」
直近の相場が「レンジ」で、目立ったファンダメンタルズもない場合、レジスタンスラインを抜けても
トレンドを作るほどの「強い買い」がない場合、上抜けしにくいです。
このチャート場合は「日本」「アメリカ」でも強いファンダメンタルズがなく、相場を作るほどの「買い」材料がありません。
しかしトレンドが形成されず、短期足ではレンジでも、大口は「利益をあげなければいけません」
そのため上振れをフェイクにして「個人投資家の買いを利用」して短期的に相場を上振れさせます。
買いが集まり、ある程度の上昇を付けたら今度は「利確の売り」を仕掛けます！
初心者トレーダーが「買いを」する時に大口は「売る準備」をしています！！
そして「売りで」利確をしたとき、「個人の損切」を巻き込んで下落します。
この時に大口は同時に「売り」を仕込んでいます。
損切の「売り」と新たなポジションの「売り」圧力で短期的に一気に下落します！
これが「ダマシの正体です」！！
買い、売りが交錯して、よくわからないうちに損をしてしまいます。
Ⅱ ダマシを避けるには！！
黄色のレジスタンスラインを超えて上ヒゲ
この時点で「買いのサイン」になりますが、２の部分で売りが強く下落。
このようなライントレードの場合、２でのエントリーではなく、１まで待つこと！！
短期トレンドラインは「上に切り上げてきています」。このラインまで「待てるかどうか？？」
で決まります。
レンジ相場のレジスタンスラインを超えて戻るパターンは結構ありがちで、トレンドが強くない場合は特に注意です。
Ⅰ トップ近くで「買い」が入り上昇。
Ⅱ 上ヒゲの部分でもう「売り」（利確）が入り、下落読みの新しい「売り」ポジションが入る。
Ⅲ レジスタンスラインを抜けて一般のトレーダーの「損切」が発生。巻き込んで下落が強くなる。
Ⅳ 短期トレンドラインに触れたら、「売り」の利益確定、（買い圧力）
このようなことが「ダマシ」相場で起こっています！
「待つ」と利益が取れない？？そうです。
仮に２の場面でそのまま上抜けした場合は利益が取れるかもしれませんが、この短期相場の中で見ると
２の場面はすでに高値です。レンジ相場で上抜けする材料がを弱い場合は別です。
Ⅲ 適切なタイミング
見にくいですが、この場合の「エントリータイミング」はNGの部分です。
そして適切なタイミングは「１」「２」「３」のどれかになると僕は思います。NGが「ダマシ」の部分で、下値が切りあがって、上値が重い場合「１」のタイミングでの反発待ちか、「２」のトレンドラインの反発、「３」での再度レジスタンスラインを突破したところになると思います。
「１」のタイミングは、利確の売りがひと段落ついたタイミングで、損切と新たな「売り」が入らなければ「反発」する可能性が高い（下値が切り上げているから）
「２」はこの場合の下値切り上げのトレンド狙い。ダマシが一通り終わった後に冷静にトレンドでエントリーする。
「３」はさらに慎重に行くタイミングで、再度レジスタンスラインをブレイクしたのを確認してからエントリーする。上昇の勢いを確認できる。
どのタイミングでも一歩待つことが大事です。僕もやってしまいます。気を付けます・・・
「頭としっぽはくれてやれ！！」
このマインドで行きましょう！！
まとめ
- ダマシは「先行してる投資の逆注文」
- 今のと直近のチャートを確認して、何がおきそうか？仮設を立てる
- 1歩待つか1歩先を行くトレードを考える！！
今回はダマシに関しての情報です。意外とダマシについては書かれていても、解説が書かれていない場合が多かったので解説しました。
FXや投資に関する情報、相場感と「初心者向けに」解説していますので他の記事も読みながらぜひトレードスキルの向上に役立ててください。
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