お疲れ様です。トレーダーのYUです!
株価大暴落ですねー。先日の利上げ発表、国債の買い入れ減額から、米金利も利下げに強気が相場の売りを加速させた流れだと予測しますが、どこまで落ちるのでしょう。
今日は下落の調整(利確の買いや、その上昇を狙ったデイトレードの買いが入った感じ?)で一時、大幅に株価を上げました。
朝の東京タイムで日経平均株価が上昇したので円売りポジションを取ったのですが、損切、利確のタイミングも悪く、思ったよりドル円レートは動きませんでした。
今回は「投資初心者が覚えるべき金融相関」ということで
「金利」「国債」「株」「為替」についての相関関係を簡単に解説します。
投資をするなら絶対に知らねばならない重要なポイントです。
Ⅰ 一番最初に確認するのは金利
最近の日銀による利上げが良い例です。
7/31の会合12:00~13:00の発表した利上げの後場からすでに空売りされていた株の利確で少し上昇。翌日には暴落がスタートしました。この時一番に大きく動いたのは、「為替」です。
ドル円レート(日足)
きっかけは「為替介入」からです。米国の重要な指標の発表のタイミングで、サプライズ的に介入をしました。(上の○)
凄まじい額の介入なので為替相場は大幅に円高方面に動きました。
その後の7/31 13時の利上げ発表で(下の〇)ドル円レートが急落!!
日足レベルで見ても大きな陰線が連続しました。
日経平均
それに追随するように株価も下落していきました。急な下落は損切や、カラ売りも巻き込んでいくのですごい勢いで落ちます!(そもそも介入のタイミングで日銀の本気度が伺え、からの利上げの観測が濃厚になった時点で買いはないと思いますが)
Ⅱ 中央銀行による金利操作が市場の舵取り
2ヶ月ごとに行われる中央銀行による会合は政策金利をどうするか?のトレーダーの人たちにとっては一大イベントなので要チェックです!
利上げ、利下げが相場にどのような相関を持つのか?が大事になりますが、この動きは
大口の投資家たちが作っています。お金は基本「儲かる」方に流れるので、金利の上下によって動くところがあります。
・利上げすると
- 金利が上がることによる、通貨高や、預金などにお金が流れる
- リスク資産である株は売られやすくなり、投資家心理によってさらに加速
- 短期金利の利回り上昇につられ、長期金利も上昇しやすくなり、債券にもお金が流れる
- お金が借りにくくなり、景気が冷める
・利下げすると
- 金利が下がることでよりリスクの高い株にお金が流れる
- 債券や、預金の利回りが下がることで、通貨が売られやすくなる
- お金が借りやすくなり、景気が上向きに
など、色々な影響を与えます。
今は「円安」による物価上昇を止めるため、国債の利払いを減らすためなどの理由(国債の買い入れ減額=市場の通貨量を絞り、需給をコントロール)から
「利上げ」されたと予測できます。
景気のサイクルとは少し外れた状況ですが、それほど昨今の円安は深刻でした。
Ⅲ まとめ
- 自国の金利、他国の金利を認識する
- そのうえで今どこにお金が流れそうかを考える
- 無知は危険!!積み立て投資でも最低限の勉強を!!
以上です。お金の勉強は面白いのでこれからも自身のアプデと共に知識発信をしていきます。
ありがとうございました!
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