第一章「金利」とは

経済知識

こんにちは!先日行われた(FOMC)(日銀会合)ではお互い(利下げ)(利上げ)
に慎重な姿勢を見せてましたね。7月に多少の利上げはするような感じですが、こればかりは分かりにくいです。アメリカも(CPI)などの経済指標が好調なため利下げには慎重です。

何とか(円)の価格が吊り上がるといいと思いますが、現状厳しいと思います。

今回は(金利)について簡単に解説します。特に初心者の方には抑えてほしいところで、住宅ローン金利や、マイカーローン金利、長期国債、NISAなど多方面に影響を与えるものなので、金利上昇が発表されると、(相場)はものすごくボラティリティが出ます。

特にFX相場と株トレードの初心者の方はこの「金利」は押さえておくと、投資に役立ちます。

1 金利は経済の先行指標!

経済の流れは主に、(インフレーション)(デフレーション)の繰り返しです。

インフレーションには、良いインフレと悪いインフレがあります。良いインフレは、モノ、サービスの値段が上がり、加えて企業利益の上昇から給与の上昇、そして消費拡大までが1セットです。

ところが今の経済は(悪いインフレ)状態です。物価上昇だけが起き、企業利益も給与も上がらないと結果的に消費も伸びず、また企業利益を圧迫して……

ということが起こります。

ここから経済を安定させるために国は「利上げ」をします。つまり銀行から企業への融資金利を上げることにより、企業活動を抑制して、消費を減らし、モノ、サービスの価格を下げる

これが「金融政策の利上げです」

ということは端的に言えば、

金利が上がる→景気後退へ    金利が下がる→景気回復方面へ

大雑把にこのようにとらえることが出来ます。

2 金利が動くと相場も動く

ここから金利がどう相場に影響を与えるか?についてです。

結論 金利が上がると….

債券(長期 短期)は上昇 株は様子見から弱気 円は上昇

に向かいます。お金は基本、価値が上がる方に流れていきます。

受け取る金利が上がれば債券、通貨は買われ、株式市場のお金は流れていきます。しかし例外もあり 銀行株は上昇、不動産株は下落と相関があります。

何故動くかは今回割愛しますが、何が言いたいかと言うと

「金利」が先行して相場が動くということです。

投資初心者の方でも金利は必ず追うようにするといいです。

あくまで目安なので絶対とは限りませんが、ほぼ間違いないです。

デイトレードやスキャルピングメインの方は、あまり関係がないかもしれませんが長期投資、積み立てNISAや債券投資、外貨建てをやってる方だとモロ直撃します!

僕もFXで直撃をくらい損失を出したことがあります。

相場が急な値動きをすると、背景に必ず何らかのニュースがあるので気にするとマストです!

まとめ 「金利」は投資のヒントになる!

住宅ローンの金利も、融資における金利も、お金がたくさん動くところには金利があります。

これを気にするだけでも見え方が大きく変わると思います。

また金利について深堀りしますので次回もよろしくお願いいたします。

読んでいただきありがとうございました!

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